EBMナウ
EBM (Evidence based medicine::単なる、少数例の経験から得た知識ではない根拠に基づく医療行為。
今月のEBM,ナウ(32)

ASH REPORT 2005 (Abstract #1142)
非寛解期に移植しても?


国立がんセンタ−の報告。従来は非寛解期に移植しても?という議論がありました。それを、後方視的に検討した報告です。移植方法はミニ移植(RIST)と従来の骨髄破壊的前処置による移植(MAST)。2000年から2004年の間の非寛解期移植132例。初回難治例が42、再発難治例が65、CMLの移行期以後が8例、その他untreated disease17例。移植後の完全寛解達成率はRISTが70%, MASTでは83%。しかし、図のように2年での無病生存率は29%と27%で両群間に差を認めない。



結論:ミニ移植には従来の移植と同等の抗腫瘍効果(GVL: Graft versus leukemia effects)が認められる。しかし、確認のためには今後のprospective studyが必要。